「日焼けは健康」の嘘 子供を紫外線から守る
赤ちゃんや子供は、「たくさん太陽を浴びて日焼けすることが健康に望ましい」と思っている方はいまだに多いです。
でも、実はそれは間違いだと言われてきています。
「日焼けは健康」に科学的根拠はない
「日焼けした肌は健康」「太陽を浴びることで風邪をひかなくなる」など、古くから言われてみんなが実践してきましたが、実は科学的な根拠はまったくない言い伝えだそうです。
それどころか逆に現在では、紫外線を浴びることによってもたらされる様々な健康被害についてわかってきました。
日焼けは「遺伝子の傷」
紫外線による日焼けは、皮膚の表面に近い細胞を傷つけるだけでなく、もっと深いところにある細胞の遺伝子にまで届き、傷をつけます。
この蓄積が遺伝子に間違いを引き起こして細胞が正常でなくなり、シミや皮膚がんとなるそうです。
紫外線が肌に悪いと思っている人は多くても、細胞や遺伝子レベルで悪さをしていると認識している人は実はあまり多くないのではないでしょうか。
私自身、子どものころはそんなことは考えず思いっきり日光を浴びていました。
でも最近になって、駅までの道を歩くなど日常的な紫外線でも、無防備に浴びると肌がかぶれたり腫れたりすることがあります。おそらく軽度の紫外線アレルギーです。
紫外線アレルギーは、紫外線を蓄積して浴びた量が自分の抗体量をオーバーすることで、突然発症するそうです。
自分の経験からも、小さいうちからの紫外線対策はとても大切だと思っています。