子供に飲む日焼け止めは危険!?「安心」で選ぶなら?
飲む日焼け止めは、子供を紫外線から優しくブロックします
紫外線の悪影響が広く知られるようになり、子供の紫外線対策も当たり前になってきました。研究では、18歳までに浴びる紫外線量が皮膚がんのリスクを決めるという報告もあります。また紫外線アレルギーは、花粉症と同じ原理で急に発症する危険のある治りにくいアレルギーです。
とはいえ、大人がする長袖、日傘などの紫外線対策は子供には不向き。帽子も一部の紫外線しかガードできないし、日焼け止めは汗で流れてしまったり、ベタベタして気持ち悪い、中には肌がかぶれてしまうという子も。
飲む日焼け止めは、多くが天然成分で、私たちが普段口にするものからつくられています。
風邪に強い体を作るために栄養を摂る感覚で、体の中から紫外線対策をしてあげる、という選択もありますよ。
子供に飲む日焼け止めを飲ませて大丈夫?何歳から?
皮膚科医の見解によると、4歳以上のお子さんが推奨されています。 これはこの年齢になると、子どもの体がサプリメントを摂取するのに十分成長しているからだそうです。
飲む日焼け止めの安全性は?
「飲む」タイプだから、やはり気になるのは安全面。飲む日焼け止めは薬ではなくサプリメント=健康食品とはいえ、子どもが飲むなら特に危険でないか気になります。
個人輸入などでしか購入できない海外製の飲む日焼け止めも多いですが、安全基準と品質を重視するなら日本製のものを選びましょう。
国産なら原材料名もわかりやすく明記されています。
また、有効成分のチェックも大きなポイントです。
原料は天然成分であること、また、副作用がないよう、一般的に食べられているもの、子どもでも口にするものであれば更に安心です。
魅力的な広告や知名度に惑わされず、しっかり子供に安心して飲ませられるタイプを見極めて選びましょう。
しっかりできていますか?お子さんのUVケア
紫外線はシミやシワ、老化の原因にもなりますが、それだけでなく皮膚病や皮膚ガンのリスクにもなる、子供にとっても大事な問題です。
特に紫外線アレルギーは、花粉症と同じように、紫外線を浴び続けた量がその人の紫外線に対する抗体量を超えることによって発症する、治りにくいアレルギー症状です。
子供のうちから紫外線対策をして、早すぎることはありません。
可能な時は帽子をかぶらせたり、飲む日焼け止めサプリの力を借りてみたりと、しっかりお子さんを紫外線 から守る方法を試してみて下さい。
こんなお子さんの「困った」に、飲む日焼け止め
日焼けによるヒリヒリ感で痛みを感じる
特に日焼けして肌が赤くなりやすいタイプだと、ヒリヒリ感や痛みを感じるお子さんは多いですよね。過度な日焼けはれっきとした「やけど」です。炎症は細胞も壊してしまいます。
アトピー、敏感肌で日焼け止めが塗れない
刺激に弱い肌こそ、紫外線から守ってあげることは重要です。塗るタイプの場合、肌の状態や体質で、弱い日焼け止めでもかぶれ、かゆみの原因になってしまうことがあります。
紫外線を気にせず外でスポーツを思いっきりしたい、遊びたい
スポーツや遊びに夢中なお子さんほど、紫外線なんてなんのその。でも無防備でいると、着実に紫外線ダメージは蓄積されてしまいます。